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歯を失った方へ
何らかの原因で歯を失った後、「歯が1本くらいなくなっても大丈夫」だと放置していませんか?両隣の残っている歯は、歯を失った箇所の空いたスペースに倒れ込んでしまい、歯並びやかみ合わせのバランスを崩す原因になります。見た目や食べ物を噛みにくいなどの問題以外に、筋肉への負担が増えることから、慢性的な頭痛や肩こりを引き起こす恐れもあるのです。
当院ではインプラントを中心に、患者さんのご要望に合わせて歯を失った後の治療方法をご提案いたします。それぞれの治療方法にはメリット・デメリットがあるため、分かりやすいご説明や患者さんの不安を取り除いた上で、適切に治療を進めていきます。 -
こんな症状で
お悩みではありませんか?- 自分の歯のように、しっかり噛んで食事したい
- インプラントにできるか知りたい
- 今の入れ歯が合わない、違和感がある
- 歯を失った部分が見えてしまうのが気になる
- 入れ歯を作り直したが、しっくりこない
歯を失うと起こる
身体への影響4つ
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Point.01
かみ合わせや歯並びが
悪くなる歯が抜けたことによるスペースに向かって、残っている周囲の歯が傾いたり伸びたりします。スペースを埋めようとした結果、歯並びやかみ合わせのバランスが崩れてしまうのです。治療にも多くの時間が必要になるケースが多く、歯を失った後は早期治療が重要です。
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Point.02
健康な歯にも悪影響を及ぼす
本来は28本の歯が噛む力を支えています。しかし、歯を1本でも失うと、噛む力を補うために他の歯にかかる負担が増えます。健康な歯までもを傷める恐れがあり、欠けたり折れたりするリスクもあります。最初は1本であっても、歯がない状態を放置した結果、徐々に他の歯を失う原因になるのです。
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Point.03
老けたように見える
歯を失った後は骨吸収が生じやすく、お顔の輪郭にまで悪影響を及ぶ恐れがあります。時間が経てば経つほど、頬がコケたりお口もとのシワが増えたりなど、年齢に対して老けた印象になってしまいます。
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Point.04
認知症のリスクが高まる
歯を失うと噛む力が衰えます。噛む際の刺激が脳にうまく伝わらず、脳が活性化しにくい状態になると認知症のリスクが高まります。「歯を1本失ったくらいで」と思われがちですが、決して大げさな話ではありません。口腔内以外に、全身の健康や脳もダメージを受ける可能性があるのです。
歯を失ったときの
治療方法と比較
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入れ歯 ブリッジ インプラント 美しさ △ ○ ◎ 噛む力 △ ○ ◎ 健康な歯への影響 △ △ ◎ 違和感 △ ○ ◎ 寿命 △ △ ○ 保険適用 △
(材質による)△
(材質による)× 外科的治療 不要 不要 必要 -
インプラント
インプラントは顎の骨に「インプラント体」と言う人工歯根を埋め込む義歯です。
歯と同じような感覚で食べることが出来ます。
セルフケアをしっかりとおこない、メンテナンスを定期的に行うことで半永久的に使用することができます。- 料金
- ¥ 440,000(税込)~ ¥ 510,000(税込)/本
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Meritメリット
- 人工の歯根を埋め込むことで、自分の歯のようにしっかり噛める
- 周囲の歯を削る必要がほとんどない
- 骨に人工歯根を埋め込むので、かみ合わせが安定する
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Demeritデメリット
- 保険外診療のため、自由診療になる
- 外科手術が必要になる
- 手術後は定期的なメインテナンスをしないと、機能が落ちる場合がある
術後は定期メインテナンスを
インプラントは術後のケアやメインテナンス以外に、歯を失った原因を改善する必要もあります。インプラントもセルフケアを怠ると、インプラント周囲炎を発症するリスクが高まり、歯周病と同じように歯ぐきの炎症や腫れを引き起こします。インプラントはむし歯になる心配がありません。一方、それ以外の残っているご自身の歯(天然歯)に関しては、むし歯と歯周病のリスクが依然として残ります。
毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメインテナンスに取り組み、口腔内の清潔さと健康な状態の維持を一緒にめざしましょう。年齢を重ねても、インプラントと天然歯の両方を残しやすくなり、食事や会話の不自由も少なくなります。